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博物館にて
先週末、九州に行ったついでに北九州の「いのちのたび博物館」まで足をのばしてみました。
ここの展示は自然史系が充実しているんだけど、なかにはこんな展示も!
bingata.jpg
江戸時代の「紅型」。素材は麻なんですよね。

__ISO-2022-hare.jpg
江戸時代の「晴れ着」。大名家から出たものらしい。

他にもいろいろな江戸時代の着物が展示されていました。紋付なのに木綿だったりするのは今と違うけど、形は基本的に今の着物と一緒。着物のスタイルってのは、もうずいぶん昔に確立されたものだということがわかりますね。
よく「日本人はキモノが一番似合うのに、なぜキモノを着ない?」みたいなことをいうガイジンがいますが、150年以上前のスタイルで現代生活を営むのは、なかなか不都合も多いといえるでしょう。
西洋なら、コルセットの時代ですから。

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これってどんな反物よ? 友人のろうけつ染め(1)
前回のプリント染めの小紋と比較できるようにと、友人たこQさんが、「はけで染めたろうけつ染め」のはぎれを持ってきてくれました。

ro-ketu.jpg
↑おおお、なかなか深みのある素敵な色合いですね。

naminami.jpg
染めはじめが一直線ではなく、ちょっとナミナミになっています。手作業感のある印象。

hasimo.jpg
↑裏から見ても色と模様がはっきりわかります。染料がたっぷりと生地に浸透しているということですね。 
刷毛で染めるときは布をピンと張らせるために針で留めるので、の耳のあたりに針の穴が残っていることもあるとか。(洗い張りなどで消えてしまうこともあるので、必ず残っているとはいえない)

こうして両方見てみて、私にも少しは違いがわかってきました。細部ももちろんだけど、「生地の感じ」というのも。触った感じがやっぱりね~。

……と、感心しつつ次回へ
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これってどんな反物よ(3) セール品の小紋
前回に引き続きセール品の小紋反物の話。

たこQ氏「機械プリントで染めるというのは「手がかかっていない」っていうことよね。この間の紬の時も同じようなこと言ったけど、生地のランクに見合った織りや染めがなされるわけだから、この場合の生地のランクもまあ推して知るべし……。」
なるほど、ここでも「大衆食堂に高級食材なし」の法則ですね。

しかしこの反物、「機械で染めた手頃なもの」というカミングアウトのうえで買ったものだから納得もいくけど、「正絹の反物がナント1万円ですよ(←ウソではない)」とか言われて買ったものだとしたら、不愉快でしょうね~。

そういう不愉快な話は山ほど聞くし、また売り子に悪意がなくても「知らない」ということで結果的に買う人を騙しているケースは多々あるようですね。オークションなどで買う場合、売り手もわかっていないと考える方が自然ですしね。

さて、今回の「機械プリント」の反物の説明、「手で染めてあるもの」との比較がないとわかりにくいと思うので、次回は「はけで染めてあるもの」を紹介したいと思います。
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これってどんな反物よ? セール品の小紋(2)
前回に引き続きセール品の小紋反物の話です。

たこQ氏「この染め始めのがまっすぐ一直線になってる感じが、機械のプリントっぽい。 刷毛で染めてあるものなんかだと、ここがもっと手作業感のある感じになってるから。」
20070702234847.jpg

なるほど……前は「正絹」って書いてあれば、なんでもそこそこのものと思ってましたよ。

たこQ氏「ちょっと見せて。(手に取る)うわあ、かるいね~。そうそう、一万円均一のワゴンに入ってるのは、このタイプ。」
私「よく呉服屋さんは、『重みがあって良い生地です』みたいなこと言うけど、それってやっぱり重要なんですか?」
たこQ氏「やっぱり良い生地には重みがあるし、染めのものは特に、重みがあるからこそ着物にして着たときに美しい『垂れ感』が出るのよ。軽い生地で着物をつくると、風なんか吹いたきにバサバサめくれあがる感じ」
そういえば、うちの親はこの反物「帯にでもしたら……」と言ってたけど、それはそういうことだったのでしょうか? しかし、この「重い、軽い」の感覚って、実際にいくつか触ってみないとわかりにくい。今度、どこかで反物触りまくりのチャンスをつくってみたいものです。(どこに行けばいいのか?)

以後、次回に続く
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これってどんな反物よ? セール品の小紋(1)
前回同様、和裁友達のたこQ氏に私の家にあった反物を見てもらい、どこからどんなことがわかるのかを教えてもらいました。
●ケース2 セール品の小紋
20070625234700.jpg

母が呉服屋のセールで「一万円均一」のワゴンから見つけてきたもの。呉服屋がは、「こういう裏が白いものは、機械の染めでお手頃なものです」と言ってすすめていたらしい。色はパステル系のグラデーションでなかなかかわいいが、実際のところ、これで着物をつくるとどうなんだろう?


私「たこQさん、前に、染めの安い反物は裏が真っ白って言ってましたよね。それって、こういうののことですか?」
PICT0013.jpg

↑本当に、よ~く見ないと裏からは模様がわからないくらい白いです。
たこQ氏「ああ、確かに機械のプリントのものね。ろうけつ染めっぽい感じにしてるのかな? この反物で機械プリントの特徴が出てるところは、ほかにもあってね……。」

という訳で、次回に続く。



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