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これってどんな反物よ? 友人のろうけつ染め(1)
前回のプリント染めの小紋と比較できるようにと、友人たこQさんが、「はけで染めたろうけつ染め」のはぎれを持ってきてくれました。

ro-ketu.jpg
↑おおお、なかなか深みのある素敵な色合いですね。

naminami.jpg
染めはじめが一直線ではなく、ちょっとナミナミになっています。手作業感のある印象。

hasimo.jpg
↑裏から見ても色と模様がはっきりわかります。染料がたっぷりと生地に浸透しているということですね。 
刷毛で染めるときは布をピンと張らせるために針で留めるので、の耳のあたりに針の穴が残っていることもあるとか。(洗い張りなどで消えてしまうこともあるので、必ず残っているとはいえない)

こうして両方見てみて、私にも少しは違いがわかってきました。細部ももちろんだけど、「生地の感じ」というのも。触った感じがやっぱりね~。

……と、感心しつつ次回へ
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これってどんな反物よ(3) セール品の小紋
前回に引き続きセール品の小紋反物の話。

たこQ氏「機械プリントで染めるというのは「手がかかっていない」っていうことよね。この間の紬の時も同じようなこと言ったけど、生地のランクに見合った織りや染めがなされるわけだから、この場合の生地のランクもまあ推して知るべし……。」
なるほど、ここでも「大衆食堂に高級食材なし」の法則ですね。

しかしこの反物、「機械で染めた手頃なもの」というカミングアウトのうえで買ったものだから納得もいくけど、「正絹の反物がナント1万円ですよ(←ウソではない)」とか言われて買ったものだとしたら、不愉快でしょうね~。

そういう不愉快な話は山ほど聞くし、また売り子に悪意がなくても「知らない」ということで結果的に買う人を騙しているケースは多々あるようですね。オークションなどで買う場合、売り手もわかっていないと考える方が自然ですしね。

さて、今回の「機械プリント」の反物の説明、「手で染めてあるもの」との比較がないとわかりにくいと思うので、次回は「はけで染めてあるもの」を紹介したいと思います。
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これってどんな反物よ? セール品の小紋(2)
前回に引き続きセール品の小紋反物の話です。

たこQ氏「この染め始めのがまっすぐ一直線になってる感じが、機械のプリントっぽい。 刷毛で染めてあるものなんかだと、ここがもっと手作業感のある感じになってるから。」
20070702234847.jpg

なるほど……前は「正絹」って書いてあれば、なんでもそこそこのものと思ってましたよ。

たこQ氏「ちょっと見せて。(手に取る)うわあ、かるいね~。そうそう、一万円均一のワゴンに入ってるのは、このタイプ。」
私「よく呉服屋さんは、『重みがあって良い生地です』みたいなこと言うけど、それってやっぱり重要なんですか?」
たこQ氏「やっぱり良い生地には重みがあるし、染めのものは特に、重みがあるからこそ着物にして着たときに美しい『垂れ感』が出るのよ。軽い生地で着物をつくると、風なんか吹いたきにバサバサめくれあがる感じ」
そういえば、うちの親はこの反物「帯にでもしたら……」と言ってたけど、それはそういうことだったのでしょうか? しかし、この「重い、軽い」の感覚って、実際にいくつか触ってみないとわかりにくい。今度、どこかで反物触りまくりのチャンスをつくってみたいものです。(どこに行けばいいのか?)

以後、次回に続く
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これってどんな反物よ? セール品の小紋(1)
前回同様、和裁友達のたこQ氏に私の家にあった反物を見てもらい、どこからどんなことがわかるのかを教えてもらいました。
●ケース2 セール品の小紋
20070625234700.jpg

母が呉服屋のセールで「一万円均一」のワゴンから見つけてきたもの。呉服屋がは、「こういう裏が白いものは、機械の染めでお手頃なものです」と言ってすすめていたらしい。色はパステル系のグラデーションでなかなかかわいいが、実際のところ、これで着物をつくるとどうなんだろう?


私「たこQさん、前に、染めの安い反物は裏が真っ白って言ってましたよね。それって、こういうののことですか?」
PICT0013.jpg

↑本当に、よ~く見ないと裏からは模様がわからないくらい白いです。
たこQ氏「ああ、確かに機械のプリントのものね。ろうけつ染めっぽい感じにしてるのかな? この反物で機械プリントの特徴が出てるところは、ほかにもあってね……。」

という訳で、次回に続く。



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これってどんな反物よ? 黄色の紬(3)
前回に引き続き黄色の紬反物をどう見るかの話です。

たこQ氏「でもね、これはそれほど手の込んだ織り方ってわけじゃないのよ。それが判断できるのはね……この絣模様の出方をよく見ると……」
20070622234045.jpg

↑ということで、絣柄のアップです。写真をクリックして大きくして見てください。

たこQ氏「これは部分的に染めた糸を織ることで模様を出しているんだけど、よく見るとわかるように、横糸だけで模様を作り出しているのよ。」
私「確かに、緑の色が入っているのは横糸だけで、縦糸は黄色一色だけみたいですね。」

たこQ氏「つまり、縦糸と横糸の組み合わせで模様を出しているものに比べて、手間がかかっていないの。」
なるほど、私が「柄の出し方が大雑把に思える」と感じたのは、そういうところに理由があったのでしょう。

たこQ氏「それから糸の質についても、織りからだいたい推しはかれる。ふつう人情として、手の込んだ織り方をするなら糸もできるだけいいものをつかうし、簡単な織り方のときはそこまではしない。この反物の場合、「(特にすごくいいというわけではない)ふつうのもの」だと思うの。」
なるほど、大衆食堂で超高級食材が使われているはずがないという理屈ですね。

しかし、いろいろ話を聞いてみると、本当に反物のはじを見るだけでいろいろなことがわかってびっくり。私って、本当に今まで色と模様しか見てこなかったんだなあと反省しました。

さて「黄色の紬」についてはこれぐらいにして、次回は「染め」の反物を見てもらおうと思っています。
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